『機動戦士ガンダムSEED』シリーズは、少年少女たちの葛藤と成長を軸に、壮大な戦争ドラマを描いた作品群です。
本記事では、『SEED』『SEED DESTINY』『SEED FREEDOM』それぞれの作品ごとに、登場する主要キャラクターたちを一覧で整理。
どのような立場で登場し、どのように成長し、物語にどう関わったのか──各作品の流れに沿って、わかりやすく徹底解説していきます。
キャラクターごとの詳細な紹介も順次リンク予定なので、シリーズ初心者からファンまで、ぜひ参考にしてください!
この記事を読むとわかること
- 『SEED』から『FREEDOM』まで登場キャラの全貌!
- 各キャラの立ち位置と成長を時系列で徹底整理!
- 最新作『FREEDOM』での新キャラと活躍も網羅!
『機動戦士ガンダムSEED』作品概要
C.E.(コズミック・イラ)70年代を舞台に、地球連合軍とプラント(ザフト)の戦争を描くシリーズ第1作。中立コロニーに住む少年キラ・ヤマトが、友人アスラン・ザラとの再会と敵対を通して、自らの存在意義や戦争の悲劇に向き合っていく。運命に翻弄されながらも、自ら選んだ道を歩む少年たちの成長と葛藤が描かれる。
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』作品概要
『SEED』の2年後を描く続編。新主人公シン・アスカの視点で、再び激化する地球連合軍とザフトの戦争を描写。キラ、アスランたち前作キャラも再登場し、世代を超えた対立と和解が複雑に交錯する。シンの怒りと迷い、キラたちの理想の間で、再び世界の運命が大きく揺れ動く。
『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』作品概要
C.E.75を舞台に、戦後の不安定な世界情勢を背景に描かれる新作劇場版。新たな組織「コンパス」を結成したキラたちが、隠された脅威「ファウンデーション」と対峙する。旧キャラクターたちの成長、新型モビルスーツの投入、そして新たな希望と自由を巡る壮大な戦いが繰り広げられる。
【SEEDから登場】キャラクター一覧(詳細版)
キャラクター名 | 詳細な特徴・立ち位置 |
---|---|
キラ・ヤマト | 中立コロニー「ヘリオポリス」で平和に暮らしていたコーディネイター。戦争に巻き込まれたことで地球連合軍のストライクガンダムに搭乗し、戦う運命を背負う。親友アスランとの対立や、仲間たちとの絆に悩みながらも、人々を守るため戦い抜く。後にフリーダムガンダムを受け取り、戦争終結を目指す中心人物へと成長する。 |
アスラン・ザラ | プラント指導者パトリック・ザラの息子で、ザフト軍赤服のエリートパイロット。イージスガンダムのパイロットとして地球連合と戦う中で、かつての親友キラと敵対することに苦悩する。任務と友情の狭間で揺れ動きながら、自らの信念を問い直していく。後にジャスティスガンダムで重要な選択を下す。 |
ラクス・クライン | 「プラントの歌姫」として知られる平和主義者。政治的な影響力を持つクライン派の象徴的存在であり、キラにフリーダムガンダムを託すことで物語を大きく動かす。争いを嫌い、人類の未来のために行動を起こす一方で、強い意志と覚悟も持つ。後のシリーズでも重要な立場を担うリーダーとなる。 |
カガリ・ユラ・アスハ | オーブ連合首長国首長ウズミ・ナラ・アスハの娘であり、自由と独立を何よりも尊重する熱血な少女。戦場での経験を通じて成長し、国家を背負う覚悟を固めていく。初期は無鉄砲な行動も多かったが、次第にリーダーとしての資質を開花させ、後にオーブを率いる存在となる。 |
ムウ・ラ・フラガ | 地球連合軍の伝説的エースパイロットであり、「エンデュミオンの鷹」の異名を持つ快男児。気さくで頼りがいがあり、キラやクルーたちから絶大な信頼を寄せられる存在だった。戦場ではメビウス・ゼロやストライクガンダムを駆り、数々の危機を救う活躍を見せた。最終局面ではアークエンジェルを庇い、消息不明となる。 |
ラウ・ル・クルーゼ | ザフト軍の仮面の指揮官。表向きは冷静沈着な軍人だが、その本性は人類への深い憎悪に満ちている。戦争を激化させる裏工作を行い、プラントと地球連合を共倒れに導こうと暗躍する。最終局面ではプロヴィデンスガンダムで出撃し、キラ・ヤマトと宿命の対決を果たす。物語の黒幕として終末思想を体現する存在。 |
イザーク・ジュール | ザフト軍赤服の若きエリート兵士。気性が荒くプライドが高いが、根は仲間思いで一本気な性格。デュエルガンダムに搭乗し、幾度もアークエンジェル隊と交戦する。戦争を経て成長し、独自の信念を持つリーダー格へと変化していく。後のシリーズでも、冷静さと情熱を兼ね備えた存在として活躍する。 |
ディアッカ・エルスマン | ザフト軍赤服の陽気な砲撃手。バスターガンダムを駆り、長距離支援を得意とする。仲間想いで柔軟な思考を持ち、戦いの中で敵側であったアークエンジェルでの出会いを通じ、ナチュラルも自分たちと変わらないことを知る。それをきっかけに、ザフトを離れ、独自に平和を求める立場へと変わる。皮肉交じりの言動の裏に、強い優しさを持つ好人物。 |
ニコル・アマルフィ | ザフト軍赤服の若きパイロット。音楽を愛し、心優しい性格で周囲にも穏やかに接する。ブリッツガンダムに搭乗し、特殊ステルス戦術で戦うが、戦場の無情さに翻弄される。キラとの戦闘中に命を落とし、彼の心に深い傷を残す存在となった。戦争の悲劇を象徴するキャラクターの一人。 |
アンドリュー・バルトフェルド | 「砂漠の虎」と呼ばれるザフトの指揮官。戦場でも戦いを楽しむ洒脱な性格で、敵であるアークエンジェル隊とも人間的な交流を見せる。敗北後は戦いを超えた価値を見出し、ラクス・クライン側に加勢する道を選ぶ。戦士としての誇りと、人としての優しさを兼ね備えた名キャラクター。 |
フレイ・アルスター | ヘリオポリスの民間人。キラとは同じ学校の同級生。戦争に巻き込まれる中で過酷な運命を辿り、憎しみと愛情の狭間で苦悩する。父親を失ったことで心に深い闇を抱え、キラに依存しつつも複雑な感情を向ける。彼女の存在は、キラの精神的な試練を象徴するものとなった。 |
サイ・アーガイル | キラの学友であり、冷静かつ理知的な性格の少年。ヘリオポリス崩壊後、アークエンジェルのクルーとして戦いに巻き込まれる。民間人ながら現実を受け止め、戦場でできる限りの支援を続ける。キラとの友情に葛藤しながらも、最後まで仲間を信じる堅実な存在。 |
トール・ケーニヒ | キラの親友で、陽気で明るいムードメーカー。仲間思いで、危険な戦場でも勇気を振り絞って仲間たちを支える。アークエンジェルでの戦闘中に命を落とし、キラやミリアリアたちに深い悲しみを残した。彼の死は、戦争の無常さを強く印象付ける場面となった。 |
ミリアリア・ハウ | ヘリオポリス出身の少女で、アークエンジェルの通信士として奮闘する。明るく元気な性格だが、戦争の過酷な現実に心を痛め、成長していく。トールの死をきっかけに、彼女も戦争と真剣に向き合うようになる。仲間たちを支える優しい存在。 |
マリュー・ラミアス | アークエンジェルの艦長を務める地球連合軍士官。若い乗組員たちを束ねながら、数々の危機に立ち向かう。軍人としての責任感と、人間的な温かさを兼ね備えた指導者。ムウ・ラ・フラガとの間に芽生える絆も、彼女の心の支えとなっていく。 |
ナタル・バジルール | 地球連合軍の軍人で、戦術と規律を重んじる現実主義者。アークエンジェルの副長としてマリューを補佐する一方、軍規に忠実な立場からしばしば衝突する。信念を貫く強さと不器用さを併せ持つ存在。物語終盤、己の信じる使命に殉じる。 |
ムルタ・アズラエル | 地球連合軍ブルーコスモスの幹部であり、過激なナチュラル至上主義者。コーディネイターを「人類の脅威」とみなし、徹底的な排除を推し進める。冷酷非道な手段をいとわず、戦争を悪化させる中心的存在となる。人間の恐怖と憎悪の象徴的キャラクター。 |
ウィリアム・サザーランド | 地球連合軍統合作戦室所属の大佐で、ブルーコスモスの一員。ムルタ・アズラエルの片腕として暗躍し、反コーディネイター政策を推進。アラスカ基地ではサイクロプスによる殲滅作戦を実行、第三次ビクトリア奪還作戦では核攻撃を指揮。最期は第二次ヤキン・ドゥーエ戦でイザークに撃破され、戦死を遂げた。 |
デュエイン・ハルバートン | 地球連合軍第8艦隊司令官。初期GATシリーズ開発にも携わり、アークエンジェル隊を温かく支援した。キラに理解を示しつつ、子供に驕りを戒める大人としての厳しさも持つ。地球降下作戦時、クルーゼ隊の猛攻からアークエンジェルを守るため、艦隊と共に殉職した高潔な軍人。 |
オルガ・サブナック/シャニ・アンドラス/クロト・ブエル | 地球連合軍の特殊部隊「ファントムペイン」に所属する強化人間たち。カラミティ、フォビドゥン、レイダーに搭乗し、恐るべき戦闘力を発揮する。人工的に感情を歪められた彼らは、純粋な戦闘マシンとして利用され、悲劇的な最期を辿る。戦争における人間の道具化を描いた存在。 |
ウズミ・ナラ・アスハ | オーブ連合首長国の首長であり、カガリ・ユラ・アスハの父親。中立と独立を重んじ、軍事力に頼らず平和を追求する政治家。非常時には果断な決断力を発揮し、オーブの民を守るために自己犠牲も辞さなかった。信念に生きた指導者。 |
レドニル・キサカ | オーブの軍人であり、ウズミ・ナラ・アスハの忠実な側近。カガリの護衛役を務め、彼女の成長を支え続ける存在。戦場では冷静沈着な判断力を発揮し、陰ながらオーブの独立を支えた。忠義と誠実さを貫いた堅実な軍人。 |
エリカ・シモンズ | オーブ連合首長国の国営企業「モルゲンレーテ」の技術責任者。MBFシリーズやアストレイシリーズ、さらにはアカツキ開発にも関与する重鎮技術者。親しみやすい性格で部下たちからも慕われる存在。試作機開発や量産計画を通して、オーブの技術力を支え続けた。 |
アサギ・コードウェル/マユラ・ラバッツ/ジュリ・ウー・ニェン | オーブ国営企業モルゲンレーテのテストパイロット。M1アストレイの開発に協力し、オーブ軍に正式編入される。カガリ・ユラ・アスハとは親しい間柄だが、パイロットとしては未熟な面も。最終決戦・第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦に出撃し、三人とも戦死する。 |
【DESTINYから登場】キャラクター一覧(詳細版)
キャラクター名 | 詳細な特徴・立ち位置 |
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シン・アスカ | オーブ出身のザフト赤服パイロット。家族をオーブ戦争で失った過去を持ち、理想と現実の狭間で苦悩する青年。インパルスガンダムのパイロットとして活躍し、後にデスティニーガンダムを託される。激情的な性格ながら仲間想いで、戦争の悲劇に翻弄され続けた存在。 |
ルナマリア・ホーク | ザフト赤服パイロットであり、ザクウォーリア(専用機)に搭乗する快活な女性兵士。妹メイリンとは対照的に、明るく行動的な性格。シンとは戦場を共にする仲間であり、彼の心の支えにもなっていく。戦局の中で、兵士としてだけでなく一人の人間として成長していく姿が描かれる。 |
レイ・ザ・バレル | ザフト赤服のクールなパイロット。ザクファントム(専用機)やレジェンドガンダムのパイロットを務める。常に冷静沈着だが、内に秘めた思いは強い。デュランダル議長に絶対の忠誠を誓い、シンにとってかけがえのない親友である。物語後半ではその生い立ちと運命が明らかになる。 |
メイリン・ホーク | ザフト軍所属の通信オペレーターで、ルナマリアの妹。姉とは対照的におっとりとした性格ながら、芯の強さを秘めている。物語中盤、アスランの脱走を助けたことで運命を大きく左右する存在となる。兵士としてではなく、人間としての良心に従った選択が印象的。 |
タリア・グラディス | ミネルバの艦長を務めるザフト軍士官。知的で落ち着いた指揮官でありながら、内心では戦争や組織に対して複雑な思いを抱える。デュランダル議長とは個人的な因縁も持ち、最終局面では自らの信念に従った行動を選ぶ。部下たちを深く愛する人間味あふれるリーダー。 |
アーサー・トライン | ミネルバの副長を務めるザフト軍士官。堅苦しい軍人とは異なり、やや抜けたところもある親しみやすい性格。タリア艦長を支え、艦橋クルーたちをまとめる存在。時には場を和ませるムードメーカー的な役割も果たし、重い物語における貴重な潤滑剤となっている。 |
スティング・オークレー | 地球連合軍ファントムペイン所属の強化人間。カオスガンダムを駆り、ザフト勢力と幾度も交戦する。表向きは陽気だが、戦闘では冷酷な一面を見せる。強化処置による精神不安定さを抱えており、運命に翻弄される存在。ステラ、アウルと共に悲劇的な運命をたどる。 |
アウル・ニーダ | ファントムペイン所属の強化人間。アビスガンダムのパイロットとして登場。天真爛漫な性格に見えるが、戦闘では極めて好戦的。強化処置による不安定さに苦しみながらも、命令に忠実に従い続ける。戦争の犠牲者の一人として、哀しみを帯びた最期を迎える。 |
ステラ・ルーシェ | ファントムペイン所属の女性強化人間。ガイアガンダム、後にデストロイガンダムのパイロットとなる。無邪気で純粋な性格だが、戦闘モードに入ると豹変する。シン・アスカと心を通わせるが、戦場の現実に翻弄され、悲劇的な運命を迎える。DESTINYを象徴する悲劇のヒロイン。 |
ネオ・ロアノーク | 地球連合軍の特殊部隊ファントムペインの指揮官。仮面を付けたミステリアスな存在であり、アークエンジェル隊とも幾度も交戦する。その正体はムウ・ラ・フラガに酷似しており、記憶喪失と新たな人格により別人として振る舞っている。物語後半で重大な役割を果たす。 |
ギルバート・デュランダル | ザフトの最高評議会議長。プラントと地球との新たな秩序を築くため「デスティニープラン」を提唱する。理知的でカリスマ的な指導者だが、目的のためには手段を選ばない冷徹な側面も持つ。理想と現実の狭間で揺れる、DESTINYを象徴するキーパーソン。 |
ミーア・キャンベル | ラクス・クラインに瓜二つの容姿を持つプラントのアイドル。デュランダル議長の意向により、偽ラクスとしてプロパガンダ活動に従事する。表向きは明るく奔放だが、内心では葛藤と寂しさを抱えている。自らの役割と本当の自分との狭間で揺れ動き、悲劇的な最期を迎える。 |
イザーク・ジュール(DESTINY) | ザフト軍白服に昇進し、独自の部隊を率いる。かつての衝動的な性格から大きく成長し、冷静かつ責任感ある指揮官へと変貌。デュランダルの政策に疑問を抱きながらも、己の信念に従い行動する。戦争の中で誇りを守ろうとする姿が描かれる。 |
ディアッカ・エルスマン(DESTINY) | イザークと行動を共にする元ザフト赤服。戦いに対してシニカルな態度を取りつつも、本質的には仲間思いの優しい性格。DESTINYではあくまで中立的な立場を取り、ザフトの行き過ぎた政策には加担しない。 |
アスラン・ザラ(DESTINY) | かつてザフトを離れた後、デュランダル議長に説得されザフトへ復帰するも、再び迷いを抱える。セイバーガンダムに搭乗し戦うが、デュランダルのやり方に疑念を深め、脱走を決意。自由と正義を信じ、最終的には再びキラたちと合流する。常に信念に苦しむ存在。 |
カガリ・ユラ・アスハ(DESTINY) | オーブの代表首長となり、国家の未来を背負う立場となった。若さゆえの未熟さに悩みながらも、民を守るため苦渋の決断を重ねる。オーブを巻き込んだ戦争に対し、最後は自身の手で独立を守り抜く道を選ぶ。DESTINYではより政治的リーダーとしての成長が描かれる。 |
【FREEDOMから登場】キャラクター一覧(詳細版)
キャラクター名 | 詳細な特徴・立ち位置 |
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キラ・ヤマト(FREEDOM) | コンパスの中心的存在として、再び世界の未来を守るため戦う。ライジングフリーダムに搭乗し、戦場では冷静沈着に指揮を取りつつ、自らも最前線で戦う覚悟を見せる。過去の苦悩を乗り越えた彼は、強い信念と優しさを両立させ、物語を牽引するリーダーへと成長している。 |
シン・アスカ(FREEDOM) | かつて怒りに囚われた少年は、コンパスの一員として成熟した戦士へと変貌。イモータルジャスティスに搭乗し、冷静な判断力と仲間への信頼を武器に戦う。ステラとの過去を乗り越え、今は新たな絆と未来のために剣を振るう姿が描かれる。内面的な成長が強く感じられる。 |
カガリ・ユラ・アスハ(FREEDOM) | オーブの国家元首として国を導きつつ、戦場にも積極的に関与。キャバリアーアイフリッドを操り、ストライクジュールを遠隔操作することでインフィニットジャスティスSpecIIの支援に貢献する。政治家としてだけでなく、戦士としても新たな成長を遂げている。 |
マリュー・ラミアス(FREEDOM) | 再びアークエンジェルの艦長としてコンパスを支える。冷静な指揮と豊富な経験で戦局を見極め、若い世代たちを支える存在となる。ムウ・ラ・フラガとの信頼関係も深まり、かつて以上に強い意志を持って戦争終結を目指す。 |
ムウ・ラ・フラガ(FREEDOM) | アカツキのパイロットとしてコンパスに参加。記憶を取り戻し、かつての自分と向き合いながら、今度こそ未来を守るため戦う。マリューとの絆も深まり、陽気で頼れる兄貴分として再び仲間たちを支える。経験に裏打ちされた冷静な戦いぶりが光る。 |
アレクセイ・コノエ(コノエ艦長) | コンパスの新造戦艦ミレニアム艦長。元教師という異色の経歴を持ち、穏やかな口調と緊張感に欠ける態度ながら、的確な状況判断とリスク管理能力に優れる。大戦でも一度も轟沈を経験しておらず、隊員たちからの信頼も厚い。少ない情報から第三勢力の介入を即座に察知するなど、戦場での判断力は非常に高い。 |
アルバート・ハインライン | ミレニアムの技術責任者。MSや兵器開発のほか、戦闘時には情報分析や砲塔操作も担当する万能型エンジニア。新装備プラウドディフェンダーの設計・開発も手がけた。冷静沈着ながら、状況に応じて一人称を使い分ける柔軟さも見せる。技術と戦術の両面でコンパスを支える重要人物。 |
アスラン・ザラ(FREEDOM) | ターミナルの一員として活動中。ズゴック外郭機を経て、インフィニットジャスティスSpecIIで戦線に復帰する。コンパスに正式参加はしていないが、キラたちと連携して自由と未来を守るため戦う。信念を貫く成熟した戦士として描かれる。 |
メイリン・ホーク(FREEDOM) | ターミナルの一員としてアスランと共にファウンデーションで諜報活動を展開。中盤ではキャバリアーアイフリッドを駆り、窮地に陥ったアークエンジェル隊の救出に貢献する。決戦ではアルテミス要塞のセキュリティをハッキングし、ラクス救出作戦を支援。静かながら芯の強さを持つ存在。 |
オルフェ・ラム・タオ | ファウンデーション宰相。冷静沈着な思考と高いカリスマ性を併せ持ち、イングリッド・トラドールと共にブラックナイトスコード・カルラに搭乗する。表向きは紳士的だが、内心では「選ばれた者」としての選民思想を抱えている。戦場では非情な決断も辞さない。 |
イングリッド・トラドール | ファウンデーション国務秘書官を務める女性。オルフェと共にブラックナイトスコード・カルラを操る女性パイロットでもある。礼儀正しく穏やかな性格でありながら、オルフェへの愛は絶対的。オルフェの命令であれば冷徹なまでに任務を遂行し、戦場では容赦のない動きを見せる。コンパス陣営にとっては脅威となる存在。 |
シュラ・サーペンタイン | ブラックナイトスコード・シヴァのパイロット。粗野で攻撃的な性格ながら、戦闘では抜群の判断力を発揮する。力を誇示することに喜びを感じるタイプであり、戦場では誰よりも暴れ回るが、組織に対しては忠実。破壊と混沌を体現する存在。 |
リデラード/グリフィン/リュー/ダニエル | ブラックナイトスコード・ルドラ隊に所属するパイロットたち。ファウンデーションの精鋭部隊として、高性能量産機に搭乗し、連携した戦闘行動を取る。各々が優れた操縦技術を持っている。高いプライドを持ち、感情的である。 |
アウラ・マハ・ハイバル | ファウンデーションの女王。強烈な選民思想を持ち、世界の再編を目指して動く黒幕的存在。幼年の見た目に反し非常に聡明で大人びた言動を見せる。柔らかい語り口とは裏腹に、その思想は非常に過激である。 |
この記事のまとめ
- 『SEED』から『FREEDOM』までの登場キャラ一覧!
- 各キャラの立ち位置と物語での役割を徹底解説!
- 新キャラと既存キャラの成長と変化がわかる!
- コンパス、ターミナル、ファウンデーションの構図も理解!
- 劇場版『FREEDOM』での新たな動きも完全網羅!
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