『とんでもスキルで異世界放浪メシ』アニメでムコーダが作った料理リスト

『とんでもスキルで異世界放浪メシ』の魅力のひとつが、主人公ムコーダが作る「異世界×日本食」の絶品料理です。

アニメ版でもその料理描写は非常に丁寧で、実際に食べたくなるようなシズル感たっぷりのメニューが毎話登場しています。

この記事では、アニメ本編に登場したムコーダの料理を登場順でまとめ、料理の見どころや再現のヒントもあわせてご紹介します。

アニメに登場したムコーダの料理を登場順で紹介！

『とんでもスキルで異世界放浪メシ』の最大の見どころのひとつが、ムコーダが作る絶品料理の数々です。

ネットスーパーで現代の調味料や食品を調達し、異世界の魔物や魚と組み合わせて生み出される料理は、毎話“飯テロ”と話題を呼びました。

ここでは、アニメ第1期でムコーダが実際に作った料理を、登場順に紹介していきます。

サンドイッチ

最初に登場する料理は、簡単に食べられるサンドイッチです。

パンの間に具材を挟んで作る軽食で、ハムや卵、チーズ、野菜などを組み合わせて作りました。

ポトフ

温かく滋養に満ちたポトフが続きます。体を温めるための優しい味付けです。

肉と野菜をじっくり煮込むスープ風の煮込み料理です。ブロック肉かソーセージ、じゃがいも、にんじん、玉ねぎなどをブイヨンで煮て素材の旨みを引き出します。

レッドボアの生姜焼き（豚の生姜焼き）

ムコーダが異世界で遭遇したレッドボアの肉を使った、香ばしい生姜焼き。

薄切りにしたレッドボアの肉を生姜と醤油、みりん、酒などで味付けして炒めました。フェルが最初に食べた料理でもあります。

ロックバードの照り焼き（鶏肉の照り焼き）

甘辛いタレで焼き上げたロックバードの照り焼きは、食欲をそそります。

ロックバードのもも肉などを甘辛いタレで焼き上げています。砂糖・醤油・みりんをベースにした照り焼きダレが食欲をそそります。

レッドボアのステーキ、ステーキ丼

ジューシーな肉を大胆に焼き上げたステーキと、そのステーキを丼にした一品。

ステーキは厚切り肉を焼き上げた料理で、塩コショウやステーキソースで味付けします。本編では「てりやきのたれ」や「ステーキしょうゆ」で味付けをしました。「ステーキしょうゆ」のニンニク風味がフェルのお気に入りです。ステーキ丼は、ごはんの上にカットしたステーキをのせてボリューム満点です。肉以外を敬遠するフェルが認める美味さを誇りました。

挽肉増量ミートソーススパゲッティ

挽肉たっぷりのミートソースで、濃厚なスパゲッティを提供。

ミートソーススパゲッティは、炒めた挽肉と玉ねぎ、トマトソースを合わせたソースを茹でたパスタにかけました。「ツタを食うのか？」といったフェルも食べた後では「まあまあだな」と言わしめるくらいには美味です。ただし、フェルの口周りはトマトで色づきます。

２種類のポークピカタ～ミートソース添え～

ミートソースを添えて、食べ応えのあるポークピカタを作成。

オーク肉に卵をまとわせて焼きました。ふわっとした卵の衣と、ジューシーなオーク肉が特徴で、ミートソースとの相性も抜群です。「残り物をやっつけたにしては上出来だな」とはムコーダの談

コカトリスのパリパリ焼き

パリパリとした食感が特徴のコカトリス料理。

皮目をパリッと焼き上げたシンプルなグリル料理で、塩やハーブなどで味付けして香ばしく仕上げます。コカトリスの旨味が引き立ち、フェルもご満悦です。

焼き鳥の盛り合わせ、とんかつ

日本で食べられる料理の中で特に人気が高い料理を異世界風にアレンジした焼き鳥(焼きコカトリス)ととんかつ(オークかつ)。

コカトリスの肉を串に刺して焼いて、タレや塩で味付けします。オーク肉に衣をつけて揚げた料理で、ソースとの相性が抜群なボリュームある一品です。フェルは質も量を求めるので、ムコーダは特に大変でした

バイオレットトラウトの塩焼き、ホイル焼き、ムニエル

サケのような川魚（湖だったような？）であるバイオレットトラウトを使用した多彩な魚料理。

素材の味を活かすシンプルな調理にとどめました。たき火で直火焼きするというキャンプともBBQともいえるような調理でフェルをうならせました。ムニエルは小麦粉をまぶしてバターで焼いています。あれは見ている側もお腹がすくような描画でした。

オーク肉のみそ焼き丼（豚のみそ焼き丼）

香ばしい味噌風味のオーク肉を使用した丼。

甘辛い味噌だれで炒めたオーク肉をごはんの上にのせました。香ばしい味噌の風味が食欲をそそるスタミナ飯です。スイの初めての料理になっています。

半熟トロトロロックバード親子丼

トロトロの卵を使った親子丼は、温かさと優しさが際立ちます。

ロックバードの肉と玉ねぎを甘辛く煮て、溶き卵でとじた丼料理です。半熟状態の卵がとろりと絡み、まろやかで優しい味わいが特徴です。「なぜ親子？」という定番のやり取りもありました。

ブラックサーペントチリ（エビチリ）

ピリ辛のエビチリではなくヘビチリ。

ブラックサーペントの肉を甘辛いチリソースで炒めた料理です。豆板醤の辛味とケチャップの甘味がクセになる味です。

オーク肉のあつあつとんかつ

カリッと揚がったオークかつが再登場。

オーク肉に衣をつけて揚げた日本の人気料理です。外はサクサク、中はジューシーで、フェルも気に入りました。

からあげ

外はカリッと、中はジューシーなからあげ。

残っていた色々な肉をにんにくや生姜、醤油などで下味をつけて揚げた揚げ物です。外はカリッと、中はジューシーに仕上げます。ランベルトたちがいたため、ムコーダは食べることができませんでした。

ロックバードのバンバンジー、ロックバードとピーマンの炒め物

異世界風の中華料理が登場。

茹でた鶏肉にごまダレをかけました。割いた肉で山盛りになっている様はムコーダの苦労がうかがえます。このころからスイが料理を手伝うようになります。

からあげ（二度あげ）

一度揚げた後、さらにカリッと揚げ直したからあげ。

1度揚げたあとに時間をおいて再度揚げることで、外はカリッと中はふっくらジューシーに仕上がる調理法です。二度あげする前でフェルたちが文句をいうのが、人気の高さを物語っています。

カツサンド（オーク＆ロックバード）

食べやすいカツサンドは冒険の定番。

オークかつやロックバードカツをパンに挟んだボリューム満点のサンドイッチです。ソースの染みた衣とパンの相性が抜群です。

ブラッディホーンブルステーキ（牛肉のステーキ）

ジューシーで豪快なステーキ。

赤身肉や霜降り肉を焼き上げて味わうシンプルかつ豪快な料理です。焼き加減やソースのバリエーションも豊富です。ここでもフェルは「ステーキしょうゆ」を求めました。どこまで気に入ったのですかね？

合い挽きハンバーグ

異なる旨みが詰まった合い挽きハンバーグ。

ブラッディホーンブル肉とオーク肉の合い挽き肉をこねて焼いたハンバーグで、ジューシーで肉汁あふれる食感が人気となりました。

３種のお肉のメンチカツ

異世界で味わえるメンチカツ。ブラッディホーンブル肉とオーク肉とその合い挽きの３種類です。

挽き肉に玉ねぎなどを混ぜて衣をつけて揚げた料理で、前日のハンバーグのついでにタネが作られました。３人（１人＋２匹）はそれぞれ別の味が好みのようです。

スペシャル牛丼（ワイバーン肉）

ワイバーンの肉でつくられた豪華な牛丼です。

甘辛く煮たワイバーン肉と玉ねぎをごはんにのせたました。タレの染みたごはんとやわらかい肉が絶妙にマッチし、ムコーダをうならせました。しかし、フェルはお風呂に入らなければ食べられないことにショックを受けました。

ビーフシチュー（ワイバーン肉）

濃厚で贅沢なビーフシチューで締めくくられます。

赤ワインやデミグラスソースでワイバーン肉と野菜を煮込みました。とろけるような肉と濃厚なソースが特徴です。

ムコーダの料理の特徴とは？

ムコーダの料理は、異世界の素材と現代日本の調味料・加工食品を組み合わせた“異世界融合型グルメ”とも言えるユニークなスタイルです。

食材としては、レッドボアやロックバード、ワイバーンといった魔物の肉や魚を使用し、ネットスーパーで購入した調味料や保存食品を使って調理します。

そのため、料理のジャンルも和食・洋食・中華と多岐にわたり、シチューやハンバーグから、とんかつ、からあげ、ミートソーススパゲッティまで“家庭料理の総合展覧会”のようなバリエーションを見せます。

また、これらの料理には、ムコーダの丁寧な下ごしらえや加熱時間、味の調整といったサラリーマンとしての几帳面な性格が反映されており、実用的かつ再現性の高いレシピになっている点も魅力です。

異世界の仲間や女神たちをも虜にするムコーダの料理は、単なる食事を超えて物語の大きな推進力となっています。

異世界の魔物と現代の調味料の融合

ムコーダの料理の最大の特徴は、異世界でしか手に入らない素材を、日本の調味料で調理するという独自のアプローチにあります。

レッドボアやロックバードといった魔物の肉は、現実でいえば豚や鶏に近い性質を持ち、しょうゆ・みりん・味噌・ケチャップ・コンソメなどの調味料と組み合わせることで現代的な味に仕上げられています。

この組み合わせにより、食材のワイルドさを活かしつつも、日本人にとって親しみやすい味付けが可能になっているのです。

また、調味料の力で保存性や香りも向上し、異世界の住人たちが驚くような食文化を生み出している点もユニークです。

まさに「文明の利器」と「未知の素材」の融合こそが、ムコーダ料理の真骨頂だと言えるでしょう。

料理が戦闘力にも影響する設定

『とんでもスキルで異世界放浪メシ』では、料理が単なる食事ではなく、ステータスにまで影響を及ぼす重要な要素として描かれています。

ムコーダの作る食事を摂ることで、従魔であるフェルやスイの戦闘力が明らかに向上したり、強化されるという描写が複数存在します。

これは、異世界の食事と比べて栄養価やバランス、さらには美味しさの面でも段違いであるため、食べた者に身体的・精神的な効果を与えると考えられています。

神界の女神たちが加護の対価として異世界のモノを要求するなど、食事そのものが“契約”や“信仰”にまで関わってくるのも本作ならではの設定です。

まさにムコーダの料理は、戦闘にも信仰にも通じる“万能スキル”として機能しているのです。

再現したくなる“飯テロ”グルメ演出

『とんでもスキルで異世界放浪メシ』の魅力のひとつが、視聴者の食欲を刺激する“飯テロ”級のグルメ描写です。

ムコーダが作る料理は、どれも家庭的で親しみやすく、「自分でも作れそう」と感じさせるリアルさが視聴者の共感を集めています。

とろけるチーズ、じゅわっと染み込むタレ、カリッとした衣の音など、アニメならではの演出が食材の美味しさを最大限に引き出し、画面越しにも香りや温度が伝わってくるかのような臨場感があります。

見ているだけでお腹が空いてしまう描写が満載で、深夜視聴には注意が必要なレベルとも言えるでしょう。

こうしたグルメ演出が、作品全体の癒しと没入感を高める大きな要素になっています。

音と湯気の演出が絶妙！アニメスタッフのこだわり

『とんでもスキルで異世界放浪メシ』のアニメでは、料理シーンにおける“音”と“湯気”の演出が非常に丁寧に描かれています。

ジュウジュウと肉が焼ける音、サクッと衣が崩れる音、グツグツ煮込む音──こうした効果音が料理の美味しさをリアルに伝え、視覚だけでなく“聴覚”にも訴えかける演出となっています。

さらに、料理から立ち上る湯気や、とろけるチーズ、照りのあるタレの質感など、作画の細部にも徹底したこだわりが感じられます。

これはアニメ制作チームが、実際の料理を観察・研究したうえで再現しているからこそ実現できた表現であり、“飯テロアニメ”としての地位を確立させた要因でもあります。

視聴者の五感に訴えるアプローチが、作品の美味しさと没入感を飛躍的に高めています。

家庭で再現できそうな料理も多数！

『とんでもスキルで異世界放浪メシ』に登場する料理は、派手な創作料理ではなく、現実の食卓でもなじみのある家庭料理が中心です。

とんかつ、からあげ、親子丼、ハンバーグ、サンドイッチなど、スーパーで手に入る食材で手軽に再現できるものばかりで、実際に「作ってみた」という声も多く寄せられています。

調味料や工程も複雑なものは少なく、初めて料理に挑戦する人にもぴったりのメニューが多数登場します。

また、作品内では味のポイントや工夫もわかりやすく描かれており、視聴しながら料理の勉強にもなる一石二鳥の内容になっています。

アニメを観てお腹が空いたその足で、キッチンへ向かいたくなる──そんな魅力がこの作品には詰まっています。

第2期でも登場が期待されるムコーダの新作料理

アニメ第1期では、ムコーダが作る料理のバリエーションが豊かで、毎話“飯テロ”級の魅力が詰まっていました。

そんな中でファンの期待が高まっているのが、第2期で登場するであろう新たな料理たちです。

原作では、さらに多くの魔物素材や異世界食材が登場し、それに合わせて日本の家庭料理やアレンジメニューの幅も一気に広がっていきます。

グラタン、クリームシチュー、炊き込みご飯、ロールキャベツ、パスタアレンジなど、家庭での再現も楽しめるメニューが盛りだくさんになる見込みです。

さらに、スイの成長や女神たちの好物に合わせたスイーツ系の料理も増えていく可能性が高く、甘味好きの視聴者にもたまらない展開が待っているかもしれません。

どんな素材とどんな調味料が組み合わさるのか、第2期の“異世界グルメ”にも期待が膨らみます。

さらなる魔物×日本料理の掛け合わせに注目

『とんでもスキルで異世界放浪メシ』の醍醐味のひとつは、異世界の魔物素材を使った“日本料理の再構築”にあります。

第1期ではレッドボア＝豚肉、ロックバード＝鶏肉といったわかりやすい換算が多く使われていましたが、第2期ではより珍しい魔物の肉や魚介系素材が登場する可能性も高まっています。

これにより、すき焼き、しゃぶしゃぶ、焼き魚、炊き込みご飯、天ぷらなど、より本格的な和食との掛け合わせが期待されるところです。

魔物ごとの特性や肉質の違いを生かした調理法が見られるのも楽しみで、料理そのものに物語性が宿る構成は本作ならでは。

ただのグルメでは終わらない“異世界食の探求”が、今後ますます深みを増していくでしょう。

スイやフェルの反応もますます楽しみに！

ムコーダの料理を語るうえで欠かせないのが、従魔であるフェルとスイのリアクションです。

フェルは見た目も性格も威厳たっぷりな伝説級魔獣ですが、ムコーダの料理にはまるで子どものように夢中になり、食後の満足げな表情はシリーズ屈指の癒しポイントでもあります。

一方スイは、「あるじ、これおいし〜！」と素直な感想を口にし、感情豊かなリアクションで視聴者の心を和ませてくれる存在です。

今後、より手の込んだ料理やスイーツが登場すれば、2人のリアクションにもさらにバリエーションが加わることでしょう。

食を通じて育まれる信頼関係や日常の温かさ──それを象徴するフェルとスイの反応は、第2期でもきっと多くのファンを笑顔にしてくれるはずです。

とんでもスキルで異世界放浪メシの料理まとめ

『とんでもスキルで異世界放浪メシ』は、異世界ファンタジーでありながら、グルメアニメとしても高い評価を受けている作品です。

ムコーダが作る料理は、どれも日本の家庭でなじみのあるメニューをベースにしており、視聴者にとって“食べたい”と思わせるリアルさと親しみやすさが詰まっています。

さらに、異世界の魔物素材や状況に合わせた工夫も加わることで、創造性と実用性を兼ね備えた“異世界レシピ”として成立している点が、本作ならではの魅力です。

フェルやスイ、そして女神たちの反応を通じて描かれる“食”のシーンは、物語のテンポを和らげ、癒しと笑いをもたらす重要な要素となっています。

これから放送される第2期でも、新たな料理や反応が登場することに大いに期待が高まります。

ムコーダの料理は作品の“もう一人の主役”

本作における“主人公”はムコーダで間違いありませんが、彼が生み出す料理そのものが、まるで“もう一人の主役”として物語を牽引しています。

戦わずして仲間に信頼され、神々から加護を受けるきっかけも、すべてはムコーダの料理によって生まれた関係性です。

そのため料理は、物語における“目的”であり“手段”でもあり、ただの食事を超えた力を持つ“絆のツール”として描かれています。

また、毎話の調理シーンや盛り付けには丁寧な演出が加えられ、視聴者にとっても「食」の魅力を再認識させてくれる存在となっています。

料理が物語の中心にあるという独自の構成が、本作を他の異世界作品と差別化する大きなポイントです。

あなたも異世界ごはんを再現してみよう！

『とんでもスキルで異世界放浪メシ』に登場する料理は、実際に家庭でも再現しやすいものが数多くあります。

とんかつ、親子丼、からあげ、ミートソースパスタなど、使われている調味料や工程は日本の定番レシピとほぼ同じ。

アニメや原作を参考にしながら、自分のキッチンで“異世界ごはん”を体験できるという楽しみ方も、この作品の魅力のひとつです。

調理中にムコーダ気分を味わってみたり、フェルやスイのリアクションを想像しながら食べるのも楽しいポイント。

まずは身近な食材で、自分なりの“異世界レシピ”を試してみてはいかがでしょうか？