【米津玄師×星街すいせい】主題歌が熱い！ガンダムGQUUUUUUXのOP＆EDを徹底レビュー

『機動戦士ガンダムGQUUUUUUX（ジークアクス）』は、主題歌でも大きな話題を呼んでいます。

オープニングテーマは米津玄師の「Plazma」、エンディングテーマは星街すいせいの「もうどうなってもいいや」。

さらに、第1話ではNOMELON NOLEMONによる挿入歌「ミッドナイト・リフレクション」も登場し、作品世界を音楽面からも彩っています。

OPは米津玄師「Plazma」！疾走感と焦燥を帯びた一曲

ガンダムGQUUUUUUXのオープニングテーマ「Plazma」は、米津玄師が作詞・作曲・編曲すべてを手がけた完全オリジナル楽曲です。

2025年1月20日に配信リリースされ、作品の世界観と緊張感を見事に表現した楽曲として注目を集めています。

イントロの鋭いビートとサビのメロディラインは、一度聴いたら耳に残るインパクトがあります。

歌詞・編曲ともに米津玄師が担当

歌詞の内容は直接的なガンダム用語を避けつつも、「葛藤」「選択」「喪失」といった作品のテーマを深く内包しています。

特にAメロからサビにかけての展開は、主人公アマテやシュウジの心情を代弁するかのようで、聴く者の感情を揺さぶります。

米津玄師らしい内省的かつダイナミックな詞世界が、ガンダムの重厚な物語と見事に融合しています。

静と動を使い分けた構成で物語とシンクロ

音楽構成としては、静かなパートと爆発的なパートが交互に現れ、物語の緩急や緊迫感をそのまま反映したような印象を受けます。

アニメ本編のOP映像では、決闘バトルやキャラクターの心の揺れがこの曲と絶妙にシンクロしており、作品全体の“熱量”を一気に引き上げています。

「Plazma」はまさに、ガンダムGQUUUUUUXの“顔”としてふさわしい存在感を放つ主題歌です。

EDは星街すいせい「もうどうなってもいいや」

エンディングテーマを担当するのは、今やバーチャルアーティストの枠を超えて活躍する星街すいせい。

その楽曲「もうどうなってもいいや」は、タイトル通りの“投げやり”でありながらも胸に刺さる感情が込められた一曲です。

2025年4月10日に配信リリースされ、ファンの間では「すいせい史上、最もエモーショナルなED」として評価されています。

透明感と感情の爆発が交錯するボーカル

星街すいせいのボーカルは、透き通るような声質と、時折混じる力強い感情の揺らぎが特徴です。

このEDでは、その両面が完璧に発揮されており、儚さと決意、諦めと希望が入り混じる表現が聴く者の心をつかみます。

1話の締めくくりとして流れると、余韻の深さが段違いに感じられる楽曲です。

切なさと希望を同時に描く歌詞が話題

作詞を担当したのはYuki Tsujimura、作曲・編曲にはNaoki ItaiとTsujimuraの両名が参加。

「もうどうなってもいいや」という強い言葉から始まるこの曲は、ガンダムGQUUUUUUXに登場する若者たちの“あきらめと抗い”を象徴しているかのようです。

孤独、希望、自己肯定感の揺れが散りばめられた詩の世界は、アニメのエンディングとしてだけでなく、1曲の作品としても深く味わえる構成になっています。

挿入歌「ミッドナイト・リフレクション」が1話を彩る

第1話のクライマックスシーンを鮮やかに演出したのが、NOMELON NOLEMONによる挿入歌「ミッドナイト・リフレクション」です。

静けさと緊張感、そして感情の揺れ動きを見事に音楽で表現しており、その瞬間に視聴者を強く引き込む力を持っています。

2025年1月18日に配信リリースされた本楽曲は、今後の展開でも登場が期待されるキートラックです。

作詞・作曲・編曲はツミキ

本楽曲の作詞・作曲・編曲を手がけたのは、人気クリエイターツミキ。

彼の手がける楽曲は常に音と感情の間に絶妙な“間”が存在しており、今回もその魅力が存分に発揮されています。

繊細で緻密な構成が、キャラクターたちの心理描写とリンクし、物語に深みを与えています。

NOMELON NOLEMONが描く都会的な浮遊感

NOMELON NOLEMONは、ツミキとシンガーソングライター・みきまりあによる音楽ユニット。

彼らのサウンドは、都市の夜景を思わせるような浮遊感とエモーショナルな旋律が特徴で、「ミッドナイト・リフレクション」でもその持ち味が最大限に生かされています。

戦闘やドラマの背景で流れるたびに、その場の雰囲気を一変させる力を持つ挿入歌として機能しています。

主題歌が作品に与える印象と世界観の広がり

ガンダムGQUUUUUUXにおける音楽の役割は単なるBGMにとどまりません。

キャラクターの心情、世界観の空気感、物語のテーマを“音”として具現化する重要な要素として、視聴者の体験を豊かにしています。

米津玄師、星街すいせい、NOMELON NOLEMONという個性豊かなアーティストたちが、それぞれの楽曲を通じて本作の深みを支えているのです。

音楽でキャラの心情やテーマを強化

たとえば「Plazma」は、アマテとシュウジの内に秘めた葛藤や衝動を反映したような疾走感にあふれています。

一方で「もうどうなってもいいや」は、キャラクターが感じる喪失や諦念といった感情を静かにすくい上げるような余韻が残ります。

それぞれの楽曲が、物語の重要な局面を感情的に補強してくれる存在となっています。

映像演出と音楽のマッチングに注目

OP・ED・挿入歌ともに、アニメーションとのシンクロ性が非常に高く、映像体験としての完成度も際立っています。

「Plazma」ではバトルシーンのスピード感、「もうどうなってもいいや」では余韻のあるエンディング演出が際立ちます。

音楽と映像が互いに引き立て合いながら、視聴者の感情を大きく揺さぶる構成は、今期アニメの中でも屈指の完成度と言えるでしょう。

ガンダムGQUUUUUUX主題歌まとめ

『ガンダムGQUUUUUUX』は、その映像美やストーリーだけでなく、音楽面でも極めて高い完成度を誇っています。

米津玄師・星街すいせい・NOMELON NOLEMONという多様なアーティストが、それぞれの個性を活かして世界観を広げている点も本作の大きな魅力です。

ガンダム史に残る音楽コラボレーションといえるでしょう。

豪華アーティスト陣による音楽演出が圧巻

「Plazma」は圧倒的な疾走感とスケール感を、「もうどうなってもいいや」は静かで美しい余韻を、そして「ミッドナイト・リフレクション」は物語の中盤を彩る浮遊感を、それぞれ表現しています。

三者三様のアプローチが作品の感情的深度を底上げしていると言っても過言ではありません。

今後のエピソードで新たな楽曲が登場する可能性にも注目が集まっています。

リリース情報・配信先も要チェック！

各楽曲はすでに主要音楽配信サービスでリリースされており、サブスクでも気軽に視聴可能です。

今後、CDリリースやライブパフォーマンスの発表なども期待されており、ファンとしては継続的にチェックしておきたいところです。

音楽という側面からも、『GQUUUUUUX』は見る価値のある作品です。